大森勝山遺跡 国指定史跡
2015-05-18


 大森勝山遺跡は、青森県の最高峰、岩木山の北東山麓に位置する遺跡です。
 全国でも珍しい縄文時代晩期の環状列石を有する遺跡として、平成24年に国の史跡に指定されました。
 遺跡は環状列石(約3000年前)や大型縦穴建物跡(3000年〜2300年前)が、良好な状態で確認されており、豊かな自然環境の中で、環状列石の背後には岩木山を望むことが出来ます。
 また後期旧石器時代(13000年前)のナイフ形石器などが出土したことなどでも全国的に有名になりました。
 縄文時代を彷彿とさせる景観は、国内の縄文時代の遺跡の中でも屈指のものです。【ひろさき読み読本・大森勝山遺跡リーフレットより】
              【大森勝山遺跡より岩木山を望む】
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 行く前に市の文化財担当から、大森勝山遺跡について少し話を聞いてみました。まずは裾野地区体育文化交流センターに遺物等があるのでそれを見て、そこにあるリーフレットを手に入れ、それから現場へ行ったらどうでしょうと紹介されました。
 その指示に従い車を走らせました。リーフレットには【史跡を見学される方々へ】と、いくつかの注意書きが記されており、「●遺構は保護のため埋め戻されています。」という事項が目にとまりました。(本当は帰ってから見たのですが。)
                   
                     【裾野地区体育文化交流センター展示コーナー】
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               【大森勝山遺跡リーフレット】
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 狭い山の中を行くことになるので、軽自動車で行きます。
 大森から大石神社方面(上側)へ上り、オレンジ屋根の小屋向かいに、写真のような案内標識が見えます。ここを左側へ入り1q程入ったところに駐車場があります。途中の道はかなり狭い農道ですので、注意が必要です。
                  【入口案内標識柱】
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 農道を入っていくと、突き当たりに駐車スペースがあります。畑に迷惑の掛からないところに駐車をします。
                  【遺跡入口駐車場】
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 遺跡を見学される方は、案内板の右手の林を通り台地へお進みください。入ってすぐを真っ直ぐ行きますと緩やかな坂ですが、左へ行くと少しきつい坂になります。

                 【遺跡案内板拡大写真】
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