【国指定史跡 大森勝山遺跡】
青森県弘前市大森字勝山地内の大森勝山遺跡は、昭和30年頃計画された岩木山麓の大規模開発に先立ち、昭和34〜36年に発掘調査が行われました。発掘調査の結果今から約3,000年前の、縄文時代晩期の環状列石が発見されました。
【前方に見えるのは、岩木山です。その左側が遺跡の進入道路です。
これより、1km程行ったところが駐車場です】
縄文時代晩期の環状列石は、国内でも数が少なく、かつ、発掘調査により全容が判明したのは大森勝山遺跡が唯一の事例となります。また、遺跡は防風林や自然林等に囲まれており、人工物が目に入らない、縄文時代を彷彿とさせるような、国内屈指の遺跡景観を有していることも、この遺跡の魅力の1つです。
【駐車場から少し上ったところ、遺跡の直ぐしたあたりです】
このことから、平成24 (2012)年9月19 日、大森勝山遺跡は国の史跡に指定され、同年12 月には、世界遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の1つに加わりました。
【階段を上がれば「国指定史跡 大森勝山遺跡」環状列石です】
【前の写真と同じ場所ですが 2020年冬至の日の写真です 岩木山の頂上に日が沈むのですが 残念】
動画撮影をしたいと市文化財課に状況確認をした結果、現在駐車場等工事中
ではあるが、行けますとのことから早速行ってきました。
【こちらの方が 解りやすいですね】
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